身長2mの大型高卒新人として入団した昨季、終盤戦で一軍デビューを果たすなど経験を積んだ。今季はオフに改良したフォームで序盤から二軍戦で好投。よりスケールの大きな投手となって貢献すべく、投球の精度アップと体力増強に真摯(しんし)に取り組む。 取材・構成=相原礼以奈 写真=佐藤真一、BBM 着実な成長を見せている。2024年秋のドラフトで、支配下指名を受けた唯一の高卒選手。150キロ前後のストレートをはじめ、スライダー、カーブなどの精度を磨き、今季は二軍戦で中継ぎとして、3月22日のオリックス戦(杉本商事BS)から5月6日の阪神戦(SGL)まで11試合連続無失点など抜群の安定感を見せている。少年時代から、憧れる選手は大谷翔平(ドジャース)。目指す高みに向かって、若き右腕は実直に力強く歩みを進める。 ──今季、二軍戦17試合に登板して防御率1点台。手応えはいかがですか。
菊地 昨年と違って、シーズン初めから多く試合を投げさせていただいていて、まだまだですけど、いい結果は残せているのかなと思います。特に、ランナーを出しながらも抑えられているのが、昨年と比べていいことだと思いますね。
──オフの取り組みの成果も、感じているところでしょうか。
菊地 もっと球速を上げて制球も良くしたいという思いがあって、秋のキャンプでフォームを変えました。自主トレでも取り組んで、トレーニングを積んできたことで出力も上がって、アベレージも上がりました。成果が出ているという実感はあります。
──投球フォームを変えたきっかけは何でしたか。
菊地 野村コーチ(
野村祐輔、二軍投手コーチ)に「やってみようか」と言われて、アドバイスをいただきながら。昨年は手だけで投げていた部分がかなりあって、球の質もあまり良くなかったですし、もっといいものが出せるようにと思っていて。自分的には、大谷翔平選手の投球を参考にして、ためのつくり方とかも見ながら意識して取り組みました。
──特にアドバイスを受けたのはどんな部分でしたか。
菊地 自分は投げるときに体が開く癖があるので、そこを教えてもらいました。あとは、ためのつくり方の部分です。人それぞれに合ったことをしっかり的確に教えてくださるので、ありがたいです。
──あらためてご自身の持ち味、強みはどのように考えていますか。
菊地 身長がある中での、強い真っすぐです。変化球も……まだ全然ですけど。真っすぐに見えるような変化球を、もう少し投げられたらと思います。
──昨年からの成長を特に感じているのはどんな部分ですか・・・
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