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西武・秋山翔吾のコラム

今週のテーマ=新しい環境

 


当連載を務める秋山翔吾選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください

周囲にアピールすること、ライバルの存在が大事


 4月に入り高校や大学に進学したり、新社会人として会社に就職したり、新しい環境でのスタートを切った読者も数多くいると思います。僕自身2011年、ドラフト3位で西武に入団し、プロという新環境に飛び込みました。大卒だったので、とにかく早く一軍で戦力にならないといけない、と。それが叶わなければ、すぐにユニフォームを脱ぐことになるという危機感を持っていました。

 まず、1年目から一軍の試合に出るにはA班キャンプに呼ばれなければダメだと考え、新人合同自主トレで目立つことばかりを意識に置いて。例えばいきなり「打て」と言われても困らないように、練習が14、15時に終わったとしても、その後に室内練習場でバッティング練習を続けるなど、準備だけは怠らないようにしたことを思い出します。新しい環境で自分自身に興味を持ってもらうためには、「これくらいのことはできます」ということを全部見てもらわないといけませんから。

 周囲にも恵まれていたかもしれません。同期の大石(達也)や牧田(和久)さんはキャンプA班も確定していたと思うので、あまりアピールしようという感じではなかったですけど、野手の林崎(遼)と熊代(聖人)は張り合って練習するようなタイプでしたから。彼らに刺激を受けて、より練習に熱が入ったというところはありました・・・

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秋山翔吾の“Show Must Go On!!”

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