当連載を務める秋山翔吾選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください 仲間の存在には感謝
今年も再び“熱い夏”がやってきますね。僕の地元である高校野球神奈川大会は7月10日に開幕。この時期になると自分自身の高校時代が頭をよぎります。僕の母校は横浜創学館高。1年生のとき、3年生には現在もチームメートである坂田(遼)さんがいました。その代は非常に強かったですね。僕が入学する前年の秋季県大会では優勝していましたから。ただ、グラウンドには照明もなく、全体練習も短くて。僕はプロになりたかったので、どうやって練習量を確保して質を高めていくか、そればかり考えていました。
朝練もチームではなかったので、自ら早く来て校庭の隅でバッティング練習などをやって。全体練習が終わった後も自主的に練習をしていました。結局、高校3年間は限られた中でどれだけできるかを自分に課してバットなどを振っていました。その計画性に関しては自分の中でもやり遂げたかな、と胸を張れます。
あとは仲間の存在です。自主練習も僕一人だけではなく、一緒になってやってくれたチームメートがいて。それは非常にありがたかったです。一人だと、チームの中で浮いてしまうことがありますから。例えば冬場の練習でも、きついランニングやウエートを苦しい顔をすることなく、平気な顔をしてやろうと自分で決めていましたが、本数に関してもチームメートが競ってきていたので。そこで僕も張り合う。今につながる、負けず嫌いな面を出させてもらったのも感謝しています。
印象に残っている試合はまず僕が主将となった3年春の県大会、横浜高との一戦でしょうか・・・
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