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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」
現在の状況で野球人ができることは一生懸命プレーすることだけ……

 

各球場で募金活動が行われています。避難所生活が続く中で少しでもプロ野球のことを思い出してくれたとき、選手たちにはそれに応えるいい結果を残せるプレーをしてほしいです/写真=大賀章好


 4月14日、木曜日の夜、思いもよらないことが起こってしまいました。熊本を中心に大きな地震が……。16日深夜には本震とされる大きな揺れ……。いまだに余震がおさまらず、多くの方々が被災され、避難所暮らしが続いています。本当に心苦しい思いです。何と言っていいのか分かりません。

 熊本は僕にとっても思い出深い土地でもあります。1992年のシーズン中にトレードで巨人に移籍したときに、一軍デビューを果たしたのが、熊本城郭内にある藤崎台球場だったんです(5月12日ヤクルト戦)。実は巨人にトレードされる1週間前には、イースタン・リーグの試合で西武の選手として、同じ球場でプレーしていました。

 その二軍のときにお世話になったお店に、巨人の選手としてお邪魔したのですが、巨人の選手だろうが、西武の二軍選手だろうが、まったく関係なく僕に接してくれました。それくらい熊本の人たちは温かい方々です。宮崎キャンプや福岡などでもお世話になりましたが、九州の皆さんたちはとにかく優しい。僕は大好きな場所なんです・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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