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デーブ大久保コラム

五輪は毎日が1994年の「10.8」決戦。それくらい人生を懸けているんです!

 

日本のため、野球人生のすべてを懸けてシドニー五輪に挑んだプロの選手たち[写真は黒木知宏]を見ていると、もう出場しただけで入賞したことになると思ってしまいます/写真= BBM


 この原稿を書いているとき、広島のマジックが「2」です。この号が出るときには、広島の優勝は決まっているでしょうね。25年ぶりの優勝ですから、広島の街は大変なお祭り騒ぎになっていることでしょう。おめでとうございます。

 今年の広島の強さに関しては、あらためてお話しますね。今回は、次の東京五輪で公式競技として復活する野球&ソフトボールについてお話ししたいと思います。今回のリオ五輪もすごく盛り上がりました。私は、居酒屋や解説の仕事などがあり、ライブで各競技の試合を見ることはできなかったのですが、ニュースで見る限りでも、その盛り上がりはすごかったですね。

 2020年東京五輪で野球&ソフトボールが帰ってきます。私は1996年のアトランタ五輪で、ある縁で、女子ソフトボールの臨時コーチをやらせていただきました。このときに壮行会では女子選手たちが、お偉いさんたちにお酌をして回っていました。壇上でコメントを求められた私は「みんな、メダルを必ず取って、お酌して回る側から、お酌してもらう側になろう」という話をしたんです。その後、試合には帯同できず、五輪途中で帰国することになったんですが、これを機にいろいろなこと(身に覚えのないこと)で叩かれました・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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