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デーブ大久保コラム

セの優勝は戦力を考えたら、当然巨人ですよね。その中で小林捕手がどう成長するか楽しみです

 

WBCでは正捕手としてリードや投手への気配りなどで成長を見せた小林捕手。今度はリーグ戦でエサを撒きながらさらなる成長を見せれば巨人のリーグ優勝は間違いないです/写真=BBM


 さあ、キャンプリポートも終わり、順位予想を書こう! と思っていたら……プロ野球が開幕しました。このコラムを読んでもらっているときはすでに5試合くらい消化しています。まだまだ後出しじゃんけんにはならないと思いますので、今週と来週にかけてセ・リーグの順位予想をしますね。そうしないと私的に何となく落ち着きませんので、少々お付き合いください(笑)。

1位巨人
2位ヤクルト
3位広島
4位DeNA
5位阪神
6位中日

 これが私の予想。1位は文句なしで巨人。大型補強に成功しました。あとは由伸(高橋由伸)監督がうまく巨大戦力の好不調を見極めながら使うだけ。そして私が一番注目しているのが「小林誠司捕手」です。

 WBCでは正捕手として貢献しました。成長したという声も聞きます。それもそうだとは思いますが、侍ジャパンは日本を代表する投手ばかりで、思いどおりの配球ができる。本当の評価はこれからなんです。ただ、前にも書きましたが、エース・菅野(菅野智之)から「誠司が言ったから」という言葉が聞かれているので、チーム内でそれなりに評価が高いんだろうな、と思います。

 その中で、彼が本当の正捕手になるには、シーズンを通してどれだけ相手打者、相手ベンチ、そしてセ・リーグ球団の各スコアラーに対し“エサ”が撒けるかです。例えば・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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