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デーブ大久保 さあ、話しましょう!

デーブ大久保コラム「巨人は勝っていても『油断』がない。それが『準備』につながり強いのです」

 

7月16日の試合、2回に山口がスクイズを決めましたが、これも山口に準備ができていたから。原監督の采配ズバリです/写真=大泉謙也


 前回のこのコラムで「準備」が必要という話をしました。この「準備」がしっかりできているなあ、と思うチームがあります。それはセ・リーグの首位を走る巨人です。

 7月16日にヤクルト対巨人(神宮)でテレビ解説をしました。この試合で「準備」が得点に結びついた場面が2回表に2つもありました。まずは一死一塁。八番打者の小林(小林誠司)がエンドランを成功させました。多分、原(原辰徳)監督は、走者を最低でも二塁に送れたらいい、という感覚でいたと思います。

 しかし、巨人の選手たちは日ごろから原監督に「点を奪うにはどうするのか」という意識付けをされていることで、・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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