チームづくりを任された石井GM[写真右]ですから、自分が思い描いたとおりの編成をしていくのはGMとして当たり前のこと。今回の平石監督解任も納得できます/写真=榎本郁也
オフに入り、各チームとも組閣が終わり、秋季キャンプに入っています。ただ、このコラムを書いている時点で
ソフトバンクの一軍打撃コーチの座が一席空席になったままです。そこに噂(うわさ)されているのが今季
楽天の監督だった
平石洋介です。(※その後、9日にソフトバンクの打撃兼野手総合コーチ就任が発表)
この噂が出てから2週間くらいたちますが、一向に決まらない。かなり熟慮しているのだと思いますが、ここにも彼らしい「覚悟」が見えます。素晴らしいことだと思います。多分、楽天を辞めて、すぐに他球団に行っていいものか……道義に反するのではないか、楽天の選手たちに申し訳ない、という思いがあるのだろうと、私は予測します。
しかし、ソフトバンクはそういう部分も含め、平石の能力も覚悟もすべて調査済みだからこそのオファーだと思います。なかなか今のご時世でオファーをもらえることはないですし、光栄なことです。デーブ的には、十分に考えている姿勢が見えるので、受けてもいいのではないか、と思いますし、違うチームのスタイルを経験することは、彼のその後の野球人生に大きな財産になるはずです。そこもどうか考えてほしいです。もう十分過ぎるほど、悩んだと思いますからね。
一方で、平石を解任した石井(
石井一久)楽天GMですが・・・
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