中日の石川選手は逸材です。しかしまだ一軍レベルには早いかな、と打撃フォームを見て思いました。まだバットのスイングの軌道がおへその辺り。そこが改善されていけばすごい打者になります。/写真=BBM
今年のキャンプ取材はもちろん、沖縄にも飛びました。そこで中日のキャンプを取材し、二軍にいるドラフト1位の石川(
石川昂弥=東邦高)を見ることができました。
評価が高いということは聞いていましたので、どうなんだろうと。確かに将来的に日本代表の四番を打てる逸材ですが、私の目から見て、やはり二軍でじっくり育てるべき選手だと思いました。ただ、今でも一軍で活躍できそうな雰囲気は持っています。「一軍でやれるっぽい雰囲気」。これが非常に大事で、その選手が醸し出す雰囲気というのはその場を変えてしまう力を持っているのです。その「ぽさ」があるのは、やはり将来的に大物になれる予感はあります。
実力の面では、いい打撃フォームの構えと、いい雰囲気を持っています。多分130キロから140キロの速球であれば、十分にさばけるだけの力を持っています。そのレベルのレギュラーとしては何の問題もなくすぐにでもスター選手になれます。
でも・・・
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