今季の吉川は打撃で迷いが見えました。首脳陣が同じ方向で指導すれば天才打者は来季、大活躍しますよ。それくらい組織の統一認識は大事なんです[写真=小山真司]
終盤は完全にチームがバラバラになっているようにも感じましたし、勝つことが義務付けられている選手たちが、勝ちにこだわっていないようにも感じました。それがまさかの借金1で、3位となった
巨人の2021年の姿だと私の目には映りました。
一つの要因として、コーチ陣の意見がまとまっていなかったのではないのか、と推測します。例えば、私が思う天才打者・
吉川尚輝。彼などは最後のほうは、どういう打撃をしていいのか分からなくなっていた感じがすごくします。
やはりいくらいい打者でも、首脳陣が同じ方向で指導しないと、いい打撃にはならないですよね。こっちの練習に来たら、あるコーチが「○○の感じで打て」と言い、ほかの場所では別のコーチが「△△の感じで打て」と逆のことを言う。選手は・・・
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