週刊ベースボールONLINE

デーブ大久保コラム

デーブ大久保コラム「経営者目線で年棒25%ダウンからのスタートは理解できないことです」

 

選手たちのパフォーマンスが上がることで、周りの人たちも笑顔になる。そういう経営をロッテもしているはずだ、と信じてます[写真=榎本郁也]


 居酒屋を経営している中で大事にしていることは「四位一体」(こんな言葉ないですが)の経営です。みんながハッピーになることが大事だと思っています。

 四位とは経営者、お客様、いろいろなものを卸してくれる業者さん。そして、従業員です。みんながハッピーになるように経営者は働くべきです。どこか一つでも欠けたら、その会社はどん底に陥ってしまいます。だからこそ、ロッテが選手たちに対して一律25%ダウンから契約更改をしようとしていたという報道が出たときには耳を疑いましたが、ロッテ側から説明があったとおり、それが誤解であると信じています。

 新型コロナ禍の中で集客力が見込めず赤字経営になっているかもしれません。そう理解していても、私も居酒屋を経営している中で、従業員に「来月から25%給料を抑える」ということは絶対にできません。だから、この報道を読んで、いまだに本当にそういう事実があるのか? と。経営側として、それだけは絶対にやったらいけないことだと思います。

 もし本当だとして・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング