今年で39歳の中村剛也。6度の本塁打王に輝くなど本当にすごい打者になりました。あのポーンと軽く打ち上げる本塁打は芸術ですよね[写真=BBM]
キャンプも終わり、オープン戦が始まりました。若手はまだまだ競争の中にありますが、ベテラン選手たちは自分なりの調整をして開幕に合わせていく流れになります。そのベテランの中で気になる男がいます。私がサンペイと呼んでいる
西武の中村剛也です。
皆さんは「おかわり君」の愛称でなじみがあると思います。彼も今年で39歳ですよ。もう「おかわり君」と呼ぶのもなんだかなあ、という感じですが、その風貌は相変わらずで癒されますよね(笑)。
彼との出会いは2008年。西武の打撃コーチのときでした。05年に22本塁打を打ってから2年間は9本、7本と伸び悩んでいました。そのときのスイングはバットがやや遠回りをしてくるアッパーでした。以前にこのコラムでお話をしたとは思いますが、そこからさまざまな取り組みをしました。
アッパーをやめて、右肩からバットを45度の入射角に入れることを体に覚えさせました。そして・・・
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