開幕9連敗で止め、今季1勝目を挙げて喜ぶ阪神ナイン。ここから反撃といきたいのですが、それは選手たちの心次第です[写真=石井愛子]
プロ野球に長く携わっている人なら、長いシーズンを戦い0勝143敗という勝敗にはならないし、143勝0敗ということにもないことは分かっています。なぜなら歴史の中で、いまだかつてそういう勝敗になったことがないからです。
しかし、連敗が続くと「このまま勝てないのではないか」という不安がよぎるもの。しかもそれが開幕から続いたのなら……。阪神のナインはそう思ったと思いますよ。ファンも今年はもうあきらめるしかないと思ったでしょうね。心理というのは面白いもので、4月5日の
DeNA戦(甲子園)で9連敗を止めて、完封勝ちをしましたが、これでファンも選手もホッとして、感覚的にはそれまでの9連敗がなかったことぐらいに感じていたのではとは思います。それだけ1つ勝つということは大きいことなのです。
さて、これで・・・
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