週刊ベースボールONLINE

デーブ大久保コラム

デーブ大久保コラム「後半戦のパ・リーグは楽しみです。カギは楽天の投打がかみ合うかです」

 

昨年はメジャー帰りで慣れるまでは仕方ないと思われていた部分がある田中。今年はそういう言い訳はできないでしょう。ここからどれくらい貯金ができる投球ができるかで、楽天の運命が決まるでしょう[写真=井沢雄一郎]


 後半戦が始まりました。前半戦を終え残り50試合近くでパ・リーグは5位でも5割以上。さらに首位と2.5差とすごいシーズンになっています。こんなことは私も経験したことないです。すごい、というか不思議なシーズンですよね。

「デーブ調査」をしました。パの各チームに取材を重ねていくうちに、ある一つのことが浮かび上がりました。シーズンが進めば、通常得意とするチームが出てくるものです。「今年はあそことは相性がいいし」という余裕的な発言も見られることが多いのですが、今回はどのチームも「そういうチームはなくて、どこも手強い」という話ばかりです。

 しかもどのチームも現在最下位の日本ハムに対しても「簡単には勝てない」という印象を持っているようです。それが混パの状況をつくっていると思いますね。だからこそ、後半戦も一気に抜けていくチームはないのかな、という感覚でいます。

 そしてデーブ的に、この混戦を作ってしまった最大の要因は・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング