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デーブ大久保 さあ、話しましょう!

デーブ大久保コラム「四球が試合の明暗を分けることが多いですが、その内容を見極めるのが私の仕事です」

 

8回裏、北村[北村拓己]、坂本が四球を選んだことで和真[岡本和真]の勝ち越し打が生まれました。四球で勝負が左右されることが多いです[写真=高塩隆]


 8回裏の鮮やかな逆転劇でした。8月27日の阪神戦(東京ドーム)。0対2から6回裏に大城(大城卓三)と勇人(坂本勇人)のホームランで同点に追いつきました。そして迎えた8回裏でした。コースにビタビタに投げ込んでいた阪神・伊藤(伊藤将司)にやや疲れが見えていました。

 この回、四球が2つ続きました。このシリーズ、特に土曜と日曜の2試合は四球が勝負を大きく分けたと思います。土曜日は巨人の投手陣が10個も出しました。ヒット10本打たれたのと同じですから、負けてしまう要因がそろいました。そして日曜日も2回に奪われた1点は、佐藤輝明のヒットですが、その前に2つの四球を与えています。3回の2点目も死球からの失点。四球と死球が失点に大きく絡んでいました。

 しかし・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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