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デーブ大久保 さあ、話しましょう!

デーブ大久保コラム「ネクストプレーを考えられていた阪神。その欠如が隙を生み開幕連敗となりました」

 

第2戦の4回。坂本のスクイズ小フライをダイビングキャッチする岡本。素晴らしいプレーですが、この写真にうっすらと走る大山が映っています。ここはストップですよね。こういう隙が阪神にあったと思います[写真=高塩隆]


 何事であっても、野球であっても、相手になめられたら自分が負けてしまいます。野球なら簡単に敗戦となってしまいます。そういう状況にならないように毎日、真剣に戦わないといけないのですが、昨年の巨人は阪神に6勝18敗1分。最後のほうは阪神に完全になめられていたのかもしれません。

 今年はその雰囲気が逆になっていく可能性が出てきました。開幕の2試合で巨人が2連勝。当然対戦相手の阪神が2連敗。下馬評では阪神の連覇の可能性が高い、と言われています。その理由として、強力な投手陣とともに、隙のない野球をやるチームだからです。

 しかし、開幕2試合、隙が出てしまいました。それもレギュラーと呼ばれる選手たちがミスを犯しています。これは相手から見ても、「隙」があると思われても仕方ないです。それと同時にこういう戦い方をしていると・・・

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デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

デーブ大久保の「さあ、話しましょう!」

元楽天監督、現解説者の「デーブ」こと大久保博元氏の連載コラム。

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