週刊ベースボールONLINE

巨人・鈴木尚広のコラム

今週のテーマ「食事」

 


当連載の著者、鈴木尚広選手への質問を募集します。上記のリンクからお寄せください

行き着いたのは、“お水”でした


飛騨高山の湧水を飲むようになり、パフォーマンスが向上したことを実感している


 報道などでトレーニングする姿を取り上げていただいているからか、「食事もストイック?」、「食にもこだわりはあるの?」と聞かれることがあります。アスリートの中ではごく一般的な食生活だと自分では思っているのですが……今回はその“食事”をテーマにしてみたいと思います。

 肉だけ、野菜だけと偏らず、バランスよく摂ることが大前提で、その中で意識するのは、なるべく季節のものを中心にチョイスすることです。旬の魚、旬の野菜、旬の果物などなど。ただ、何を食べるのか、に対するこだわりはこれくらいなんです。ここ一番の勝負ごとの前に食べるものを“勝ちメシ”として取り上げる企画がテレビや雑誌(週ベでも!)などでもありますが、そういったものも思いつきません。逆に何か決めてしまい、良いパフォーマンスができなかったら……と考えるとちょっと怖い。しかも、僕らの世界は143試合、毎日が勝負なわけで、願掛けになってしまいそうですし、そういうことに依存はしたくないなと思っています。

 話を戻しましょう。食事を摂る際、箸をつける順番には気を付けています。まずは野菜と果物からいただき、体に吸収させてから、最後に適量の炭水化物を。おかずとお米などの炭水化物は交互に食べるのが一般的ですし、やっぱりそういう食べ方もおいしいのですが、これが合わせ技になってしまうと、どうしても食べる量が増えてしまいます・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

鈴木尚広『快足の“すゝめ”』

鈴木尚広『快足の“すゝめ”』

普段の様子ももちろんですが、特に僕とは切っても切り離すことができない“走塁”について、考え方(僕の哲学)やテクニック、トレーニング方法などをお伝えしていければと思っています。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング