この原稿執筆の時点で(4月5日)、すでに開幕から4戦が終了していますが、前回のセ・リーグに続き、今回はパ・リーグの2017年シーズンを占ってみたいと思います。
絶対の優勝候補は、ロッテに開幕カードで3タテを食らわしたソフトバンクです。ロッテから
デスパイネが移籍し、打線の破壊力も増しました。とにかく投打とも選手層が圧倒的で、ほとんど死角がありません。
ソフトバンクを追うのは、前年の王者
日本ハムとロッテでしょう。日本ハムは
大谷翔平の投手復帰の時期次第ですが、昨年の実績もありますし、ソフトバンクをしのぐ可能性は十分にあります。これは起用法もかかわってきますが、一番のプラス材料は、打者・大谷の成長です。スイングが間違いなく、速くなっています。あれだけ球を引き付けて、しかも逆方向のスタンドまで運んでしまうのですからパワーもケタ違いです。昨年は、グリップがやや背中方向に入ってしまうクセが気になりましたが、今年は構えがゆったりとし、ふところも深くなっています。インサイドをさらに楽にさばけるようになり、極端な話、打者一本でタイトルを狙うのも可能かもしれませんね。
ロッテは投手陣がそろっているのが大きいと思います。開幕カードから4連敗を喫してしまいましたが・・・
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