週刊ベースボールONLINE

立浪和義のコラム

甦った筒香嘉智選手の凄み

 

10月24日のCSファイナル対広島第5戦の7回に2打席連続本塁打を放った筒香/写真=小山真司


カギを握る選手


 この号が出ているときは、すでに日本シリーズ真っ只中のようですが、原稿を書いているのは、セ・リーグのCSファイナルステージの結果が出た翌日、10月25日になります。タイムラグはご勘弁ください。

 DeNAは、大雨の中で勝利した、10月15日の対阪神[甲子園]CSファーストステージ第2戦の勝利から勢いに乗りました。ファイナルステージの対広島[マツダ広島]でも、雨天コールドで0対3と敗れた第1戦のあと、4連勝でCS突破。日本シリーズ進出を決めています。

 最後の第4、5戦は、今永昇太選手、濱口遥大選手と、先発要員までリリーフにつぎ込む、DeNA・ラミレス監督の思い切った継投策が注目されましたが、打線も元気でしたね。

 特に、途中まで調子が上がらなかった四番の筒香嘉智選手が第4戦でレフト、第5戦でセンター、左中間と3本のホームランと大爆発し、チームをけん引しました。

 日本シリーズで、柳田悠岐選手が戻ったパ・リーグ王者ソフトバンクに対し、勢いに乗るDeNAが、どのような戦い方をするのか楽しみです。

 そして、その大きなカギを握っているのが、筒香選手であることは間違いありません。

 16年に本塁打王、打点王の2冠に輝いた筒香選手ですが、今年はWBCで早めの調整をしたこともあるのか、状態が上がらず・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング