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立浪和義のコラム

平田良介選手はなぜ覚醒したのか

 

新スタイルで飛躍する平田


体を絞ってキレが増す


 今回はドラゴンズの後輩・平田良介選手について書いてみます。

 今シーズンは出足こそいまひとつでしたが、5月以降調子を上げ、8月16日のDeNA戦(ナゴヤドーム)では、サイクルヒットも達成しました。9月6日時点でセ・リーグの打率3位、.337と好調を維持しています。

 好調の要因としては、昨年、ヒザの故障に苦しめられたこともあって、ウエートを落とし、体を絞ったことがあると思います。

 攻守走のプレーのスピードもアップしました。夏場も調子は落ちませんでしたし、30歳で迎えたシーズンですが、さらにスタミナもついてきたように見えます。実は、この原稿を書く前日の5日に体調不良で欠場し、一度は翌週の号に回そうかと思ったのですが、大したことがなかったようでよかったです。

 技術的には、もともと構えで体を沈めてから伸び上がる選手ですが、いままでは・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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