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立浪和義のコラム

ソフトバンク日本一の分岐点となった1球

 

明石の同点弾は、まさに値千金の一発だった


リリーフ陣の差


 前回は、日本シリーズ第2戦で活躍した鈴木誠也選手をテーマにしました。最終的には全6戦で10安打、打率.455。勝負強さもあり、素晴らしい四番打者になりましたね。

 結果としては、ソフトバンクが4勝1敗1分と圧倒的な強さを見せた日本シリーズですが、大差の試合はなく、両チームの頂上決戦にふさわしい実力の高さを感じました。

 接戦の中で、はっきり明暗が分かれてしまったのは、やはりリリーフ投手の層の厚さの違いです。ソフトバンクは本来、先発の武田翔太選手をはじめ、石川柊太選手、大竹耕太郎選手らを第2先発として待機させ、加治屋蓮選手、森唯斗選手と本職のリリーフ投手も完ぺきでした。先発も5回をメドに飛ばせますし、打線は必ずしも本来の力を発揮できたとは言えませんが・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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