週刊ベースボールONLINE

立浪和義のコラム

立浪和義コラム「中日浮上のカギは先発投手」

 

5月7日の広島戦で完封勝利を挙げた大野雄大だったが……


楽しみなR.マルティネス


 令和に入って連敗が続き、5月7日時点で借金3の5位。これだけを見ると、昨年と大きな違いはないように見えますが、今季のドラゴンズは全体的に選手から元気さが伝わってきますし、それほど悪い戦いはしていないと思います。

 特に打線はいいですね。もちろん、もともと力を持った選手が多かったことは確かですが、大島洋平選手と平田良介選手、ビシエド選手が相変わらずの安定感を見せ、京田陽太選手、高橋周平選手も打率3割を狙える位置にいます。

 あと与田剛監督にとって、うれしい誤算は、セカンドに定着しつつある阿部寿樹選手でしょう。クリーンアップを打ち、打率も3割超え。勝負強さもありますね。外国人枠の問題でアルモンテが使えない状態ですが、ほとんど問題ないと言っていいでしょう。

 一方の投手陣ですが、平成最後、4月の戦いを勝率5割でしのげたのは、リリーフ投手のおかげだったと思います。谷元圭介選手、ロドリゲス選手、鈴木博志選手らが奮闘していました。加えて、大きかったのは・・・

この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

まずは体験!登録後7日間無料

登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。

立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

関連情報

新着 野球コラム

アクセス数ランキング

注目数ランキング