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立浪和義のコラム

立浪和義コラム「交流戦の明暗を分けるカギは?」

 

驚異的なペースで本塁打を量産している西武・山川


振り回す打者


 6月4日からセ・パ交流戦が始まりました。

 2005年からスタートしたもので、私にとっては現役時代後半になりますが、ほとんどデータのないピッチャーとの対戦が大変だったことを思い出します。ロッテのアンダースロー、渡辺俊介君、ソフトバンクの左腕・杉内俊哉君など、セにはいなかったタイプのピッチャーにはタイミングがなかなか取れず、苦労しました。

 当初は、それほどではなかったと思いますが、交流戦の戦績は、パ・リーグが圧倒的に有利となり、近年は、その傾向がさらに強まっています。ただ、選手に力の差があるのかと言えば、そんなことはありません。投手では、過去セの打者を苦しめてきた日本ハムダルビッシュ有選手(現カブス)、大谷翔平選手(現エンゼルス)、楽天田中将大選手(現ヤンキース)、西武の菊池雄星選手(現マリナーズ)らも、すでにメジャーに移籍していますし、投打とも、個々の力は、ほとんど同じだと思います。

 ただ、・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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