間が取れるようになった
技術面とメンタル面
6月11日現在でセ・リーグトップの打率.344をマークしているのが、
中日の
高橋周平選手です。以前も書きましたが、今季はキャプテンに指名されたこともあり、キャンプから表情が明るく、同時に「今年こそ、やらねば」という覚悟も伝わってきました。
2012年のドラフト1位。これまで期待されながらなかなか結果を出せませんでしたが、ようやく覚醒の時期が来たようです。
現在の好調の要因は、技術とメンタルの両面です。もちろん、両者は絡みあっています。
まず技術面ですが、構えでバットを寝かせ気味にしていたのを立て、始動のときに下に下げてから上げる、いわゆるヒッチするようになりました。おそらく、本人の中での課題は、体が突っ込むことだったと思います。
もちろん、体は、前にいかなければ強い打球は返せませんが、突っ込んでいく動きが大きいと、向かってくるボールとケンカするような形になりますから、インサイドは詰まりやすく、外の逃げるような変化球への対応もできません。
昨年までは、相手バッテリーもそれが分かっていて、インコース攻めをされることもありました。
それがいまはヒッチした際、軸足に・・・
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