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立浪和義のコラム

立浪和義コラム「短期決戦では相手に流れを渡してはいけない」

 

素晴らしいピッチングで巨人打線を封じ込めたソフトバンクの千賀


ワンチャンスを生かす


 今回はプレミア12のアメリカ戦の後が締め切りで、最終結果までは分かりません。少し前の話になってしまいますが、あらためて日本シリーズを振り返ってみたいと思います。

 同じ短期決戦でも、相手が毎試合のように変わり、かつ相手の生きた情報が極端に少ないプレミア12のような国際大会と、相手が同じで、交流戦などで情報をある程度は持っている日本シリーズでは戦い方も当然、違ってきます。

 日本シリーズではCS同様、初戦が重要になります。昔は2戦目重視という考えもありましたが、今は昔以上に1戦目の重要性が増しているように思います。対して国際大会は、1戦目に勝つことで、もちろんチームに勢いが生まれますが、対戦相手が変わっていくので、1戦1戦という意識がより高くなってきます。

 共通点があるとすれば、ともに・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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