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立浪和義のコラム

立浪和義コラム「中日の臨時コーチとして、選手とは直接話し合ってコーチングをしていきたいと思います」

 

二軍スタートとなった石川だが、筆者の期待は高い


必要なアドバイスを


 先日、高木守道さんのお別れ会があり、参列させていただきました。

 私にとっては、星野仙一さんの後、ドラゴンズで2番目にお世話になった監督さんです(1992年から95年)。初年度は入団5年目で、肩の故障もあってショートからセカンドに変わった時期でもありましたが、大人扱いしていただき、キャンプでの調整方法も任せてもらいました。「10.8」があった94年のように、あとわずかまで優勝に迫った年もありましたが、結局、高木さんを一度も胴上げできなかったのは、今も後悔があります。

 今年は、2月1日の初日からドラゴンズの北谷キャンプに臨時コーチとして参加します(締め切りは1月31日)。与田剛監督からは「バッティングに専念してほしい」と言われています。今のドラゴンズには二軍スタートとなった石川昂弥選手をはじめ、根尾昂選手、岡林勇希選手のように、これからが楽しみであり、逆に言えば、現時点ではまだまだ課題がたくさんある若い選手がたくさんいます。

 彼らについては、解説者という立場で入団からずっと見てきました。「こうやったらもっと楽に打てるのにな」と思っている点もあります。ただ・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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