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立浪和義のコラム

立浪和義コラム「バッティングはシンプルなもの」

 

対外試合で打率.348と好調の根尾[2月28日現在]


同じ言葉を続けた


 キャンプが終わり、練習試合、さらに3月2日からはオープン戦がスタートしています。何度か書いているように、私は今年、2009年の引退以来となりますが、臨時コーチとしてドラゴンズに戻り、2月20日まで打撃を中心に指導をしてきました。したがって、このコラムもドラゴンズキャンプの話ばかりになってしまい、他球団ファンの方は物足りなかったかもしれません。期間中は、ほかの球団を見る余裕がありませんでした。ご了承ください。

 兼任コーチの時代もありましたが、当時は指導に徹したわけではなく、私自身、すごく勉強になり、充実した日々を過ごすことができました。今年は新型コロナの影響でキャンプも無観客で行われ、ファンの声援が聞こえない寂しさもありましたが、その分、より集中できたようにも思います。

 スポーツ新聞などで『立浪塾』と大袈裟に報道していただいたようですが、やっている私は、毎日、ただ必死でした。試行錯誤しながら自分の持っている引き出しを全部開けてやっていただけです。引き出しと言っても、あれこれいろいろな言い方をしたわけではありません。バッティングのベースとなるところは不変で、シンプルなものです。むしろ、・・・

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立浪和義の「超野球論」

立浪和義の「超野球論」

そのときどきで気になった選手や試合、さらに、私が感じたポイントについて書いていきたいと思います。野球をより深く知りたいという方、また、もっともっと野球がうまくなりたいという中学、高校生のみなさんにも参考になる連載になればと思っています。

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