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2017ペナントレース/白球の行方

西武・源田が開幕スタメン濃厚!36年前の新人遊撃手の開幕スタメンの結果は?

 

遊撃守備に定評のある源田。開幕からどのような活躍を見せてくれるか



 3月26日、オープン戦最後のDeNA戦(メットライフ)終了後、「開幕は源田」と西武辻発彦監督が言い切った。安定感のある守備に、打撃もオープン戦11試合に出場して30打数9安打で打率.300をマーク。十分に合格点を出せる数字をマークした新人遊撃手。31日の日本ハム戦(札幌ドーム)、源田壮亮の名前がスターティングラインアップに連ねれば、西武の新人遊撃手では1981年の石毛宏典以来となる。
 
 さて、偉大なる大先輩は36年前、どのような結果を残したか。4月4日のロッテ戦(川崎)、「一番・遊撃」で出場した石毛は1回表のプロ初打席、村田兆治からいきなり中前打を放って、すかさず盗塁も決めた。続く3回表の第2打席も右前打して、またしても二盗。さらに5回表の第3打席には右翼席へプロ初本塁打もかっ飛ばした。

 5打数3安打の上々デビュー。社会人出身の24歳らしく、例えば初打席の初球、あっさりと見逃して「どのくらいのスピードか、体で確かめてみたんです」という余裕もあった。石毛は翌日の同カードでも本塁打。最終的には打率.311、21本塁打、55打点、25盗塁で文句なしの新人王に輝いた。

 源田も現在、24歳。ド派手なデビューを飾ってくれるか。

写真=桜井ひとし
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