史上初の「大阪勢決勝」となった第89回選抜高校野球大会は、大阪桐蔭高の5年ぶり2度目の優勝で幕を閉じました。
大阪府内で「2強」を形成する履正社高との頂上対決は見ごたえ十分でした。甲子園には4万人の大観衆。高校野球ファンが熱狂した2017年春の頂上決戦をリポートした「総決算号」が4月6日に発売となります。
今大会は2回戦で2試合が延長15回引き分け。しかも史上初の「2試合連続」と名勝負続き。従来の31試合に、再試合2試合を加えた33試合の熱戦グラフを展開しています。
また、球春の甲子園を飾ったヒーローカタログでは早実・
清宮幸太郎、履正社高・
安田尚憲、秀岳館高・
川端健斗&
田浦文丸、大阪桐蔭高・
徳山壮磨&
山田健太、報徳学園高・
小園海斗、福岡大大濠高・
三浦銀二などを掲載し、大会の活躍ぶりを振り返ることができます。
また、今号の特別企画として、以下の1回戦3試合をクローズアップしました。
(1)履正社高[大阪]対日大三高[東京]
「伝家の宝刀・スライダーの威力は!?」
(2)早実[東京]対明徳義塾高[高知]
「怪物・清宮幸太郎に対し『敬遠』はあったのか!?」
(3)静岡高[静岡]対不来方高[岩手]
「『10人の不来方』背番号10に密着!!」
春のセンバツが終われば、すでに夏へ本格始動します。高校野球は熱く燃えています。
文=岡本朋祐