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プロ野球仰天伝説

【プロ野球仰天伝説63】1日にパチンコは500円と決めていた怖い顔して恐妻家【助っ人トンデモ話】

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

ソレイタ[1980−83日本ハム/内野手]



 圧巻のパワーでホームランを量産。サモアの怪人と呼ばれた日本ハムのソレイタ。1981年には本塁王&打点王に輝いている。

 コワモテの風貌ながら、実は練習熱心でマジメ。アルコールはビールをたしなむ程度で、決してハメを外すことはなかった。一時期、パチンコにハマったが、1日に500円までと決め、それ以上は絶対にやらなかった。

 日本語も積極的に覚え、サインもカタカナとひらがなバージョンを作るなどファンサービスも熱心。ホメ言葉ばかりが続くが、本当にナイスガイなのだ。家族思いで子どもをよく球場にも連れてきたが、ただかわいがるだけでなく、厳しく叱ることもあった。

 将来は、サモアで少年たちのための野球教室を開くのが夢と話していたが、90年2月、土地取引のトラブルに巻き込まれ、射殺された。

写真=BBM
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