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【プロ野球仰天伝説67】腹痛に苦しみつつ交代許されずホームランでトイレに一直線【助っ人トンデモ話】

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

ニール[1995−97、98途−2000オリックス/内野手]



 アスレチックス時代には、あのマグワイアともクリーンアップを組んだパワーヒッター。1995年オリックスに入団し、96年には本塁打王&打点王に輝く。さらに同年、巨人との日本シリーズでは、ヒットはわずか3本ながら、そのすべてが2点タイムリーで日本一に貢献、MVPにもなっている。

 97年限りで解雇されたが、98年途中に復帰。そして5月15日のダイエー戦で“事件”は起こった。「四番・DH」でスタメン発表されたが、直後、猛烈な腹痛。そのまま病院に行こうとしたが、メンバー表を交換した後だったので、記録員にとがめられ、1打席だけ立つことにした。

 ここで吉武真太郎からホームランを打ち、全速力で塁を回ってトイレへ駆け込み、ぎりぎりセーフ(?)。その後、病院に行くと風邪と体調不良と診断された。

写真=BBM
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