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2018センバツ

センバツ/日大三高・日置航「名門復権のカギを握る主将」【春のキーマン】

 

日大三・日置航[内野手/3年]


日大三・日置航


 旧チームから唯一のレギュラーメンバーで新チームでは主将を務める日置航。チームの精神的支柱だが、昨年12月19日の合宿中の守備練習で、飛び込んだ際に左肩を脱臼した。責任感が強い男は「最後までやり切れなかったのは悔いが残っている」と唇をかんだ。

 昨春センバツでは「六番・遊撃」で先発出場も4打数無安打。「目標は甲子園で勝つこととヒットを打つこと」という。悔いは残るが「甲子園は誰もが目指している場所で、一番躍動できるところ。打撃では結果を残せなかったけど、プレーしていて楽しかった」と目を輝かせて話す。

 甲子園では「140キロを超える投手を打たないと優勝にはほど遠い」と冬合宿では初めて全員が2時間の打撃練習の時間にバットを振り続ける練習を重ね、打撃強化を図ってきた。その成果を試す甲子園では「いい投手から集中打を見せたい」と意気込む。
 
 2011年夏の甲子園優勝など春夏計3度の甲子園優勝を誇る名門だが、最近は3大会連続で初戦敗退中。名門復権のカギは主将が握っている。

写真=BBM
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