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プロ野球仰天伝説

【プロ野球仰天伝説108】1年目に二刀流をこなした永淵洋三は飲み屋のツケを払うためにプロ入りを決意した!?【爆笑&小ネタスペシャル】

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

二日酔いもバッティングに関係ない


近鉄・永淵洋三


 プロ1年目で投手、野手の二刀流をこなし、2年目には首位打者となった永淵洋三。とにかく酒好きで、酒にまつわる逸話には事欠かない。その最大のものが「飲み屋の借金を払うためにプロ入りした」という話だろう。

 これはウソのような本当に話で、社会人の東芝時代、月給2万5000円ながら、飲み屋に30万円の借金があった。近鉄入りは、それを返すためだったという。

 また、二日酔いでもバッティングには関係ない、というか、毎日飲むから二日酔いがふつうの状態だったようだが、「無理して汗をかくより、そのままのほうが僕は調子がよかった」と振り返る。

 水島新司のマンガ『あぶさん』のモデルになったのも有名な話で、現在経営している焼き鳥屋の名前も「あぶさん」。よく「打席でバットに酒を吹きかけたんですか」と聞かれることがあるという。

写真=BBM
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