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【週間記録室】ソフトバンクが鹿児島で8連勝【4月10日〜4月15日】

 

熱戦の続くプロ野球、4月10日から4月15日の期間で出た主な記録をピックアップする。

Hが鹿児島で8連勝


4月15日のロッテ戦でサヨナラ弾を放った柳田(ソフトバンク


 4月15日、ソフトバンクは鹿児島でのロッテ戦に勝利。5対6で迎えた9回裏、柳田悠岐の劇的サヨナラ弾だった。これでソフトバンクは1995年ダイエー時代から鹿児島で8連勝となる。

DB山崎通算100S


 4月10日の巨人戦(東京ドーム)、4対3の9回裏に登板したDeNA山崎康晃が1イニングを無失点に抑え、今季4セーブ目。これで通算100セーブをマークした。プロ野球29人目。4年目での到達はギャラード中日)らと並ぶ最速タイで日本人選手としては最速。

[通算100セーブ到達ペース]※6位の山崎まで。カッコ内は達成時の球団
1位 ギャラード(中日)148試合(4年目)

2位 ぺドラザ(ダイエー)162試合(4年目)

3位 クルーン(巨人)168試合(4年目)

4位 林昌勇ヤクルト)173試合(4年目)

5位 馬原孝浩(ソフトバンク)178試合(5年目)

6位 山崎康晃(DeNA)189試合(4年目)

D柳が完封一番乗り


 4月10日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)でプロ2年目の中日・柳裕也が完封勝利。自身初の完封勝利であり、今季両リーグ初の完封でもあった。

Bs金子が通算1500K


 オリックス金子千尋が4月10日の楽天戦(京セラドーム)に先発。初回ぺゲーロから三振を奪い、通算奪三振を1500とした。プロ野球53人目。現役選手の同日時点の奪三振ベスト5は以下。

1位 杉内俊哉(巨人)2156

2位 和田毅(ソフトバンク)1520

3位 涌井秀章(ロッテ)1512

4位 金子千尋(オリックス)1504

5位 石川雅規(ヤクルト)1450

 なお、この試合で楽天の岸孝之は通算1443奪三振としたが、これは現役通算で石川に次ぐ6位の成績である。

Tの新人・高橋遥が甲子園初先発初勝利


 阪神のドラフト2位新人・高橋遥人が4月11日の広島戦(甲子園)に先発し、7回を2安打無失点でプロ初勝利。阪神の新人が甲子園で初登板初先発をし、初勝利を飾ったのは、1959年村山実以来、実に59年ぶり。

DB神里プロ1号が初回先頭打者弾


 4月12日の巨人戦(東京ドーム)でDeNAのドラフト2位新人・神里和毅が1回表先頭打者本塁打。新人の初本塁打が初回先頭打者ホームランは2016年の高山俊(阪神)以来、史上11人目。

T福留が日米300号HR


 阪神の福留孝介が、4月13日のヤクルト戦で9回に2ランを放った。これが日米通算300号本塁打となった。

Gがセ最速10敗目


 巨人は4月15日の広島戦(東京ドーム)で4対5と逆転負け。これで15試合が終了し、5勝10敗となった。同時に今季のセ最速10敗。巨人がセ最速で10敗目を喫したのは04年以来14年ぶり3度目の屈辱。この年は堀内恒夫監督で、17試合で7勝10敗となった。

DBが17年ぶり8連勝


 好調DeNAが止まらない。4月15日の中日戦(横浜)に勝利し、8連勝。これは01年以来17年ぶりとなる(01年は7月15日から8月2日まで9連勝)。4月中に8連勝は初めて。この日の勝利投手の京山将弥はプロ2年目の右腕だが、今季は一軍初登板初先発初勝利から3戦3勝。これは球団初。なお京山の1勝目はチームの初勝利(0勝2敗で迎えた3戦目)で登板はすべて日曜日。

写真=BBM
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