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プロ野球仰天伝説

左肩に小錦が乗っている!?ヒルマンの仰天言い訳/プロ野球仰天伝説203

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

ロッテの2年間で26勝をマークも……


巨人・ヒルマン


 208センチの長身から角度のある速球と多彩な変化球が持ち味で、ロッテで1995年に12勝、96年に14勝をマークしたエリック・ヒルマン。97年、巨人の一員となった左腕だが、開幕前に清原和博の移籍1年目からの活躍に疑問符をつけた辛口の解説者はいたが、ヒルマンについては「2ケタは堅い」と口をそろえた。

 しかし、キャンプから左肩の違和感を訴え、球団の指示した医院での検査は「異常なし」だったが、本人は譲らず、投げようとしない。

 開幕は二軍スタート。なかば強制的に5月7日、一度目の登板をさせたときは5回2失点とまずまずだったが、14日に2度目の登板も肩に違和感を訴え、7球で降板。そのまま登録抹消となった。

 肩痛は「人生最大の痛み」と本人が言い、帰国し、内視鏡手術。それでも契約の残る98年にはしっかり再来日を果たしたが、登板することなく、再び肩の違和感で離脱。「左肩に小錦(元大関で280キロ以上の巨漢)が乗っているようだ」と語ったのも話題になった。

 結局、この年限りで退団するのだが、退団発表の席で「肩が治ったら巨人の入団テストを受ける」と明らかな社交辞令会見。会見の場をシラケさせた。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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