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プロ野球仰天伝説

「ワニの肉」を食べ本塁打王を獲得したパリッシュ/プロ野球仰天伝説207

 

長いプロ野球の歴史の中で、数えきれない伝説が紡がれた。その一つひとつが、野球という国民的スポーツの面白さを倍増させたのは間違いない。野球ファンを“仰天”させた伝説。その数々を紹介していこう。

刺し身を勧められると……



 好きな食べ物を「ワニの肉」と答えて話題になったのが、メジャー・リーグで256本塁打を放ち、1989年にヤクルトへ入団した初年度にも42本塁打でタイトルを獲得したラリー・パリッシュだ。

 ワニの肉は脂肪分が少なく、出身地のフロリダではポピュラーな食べ物なのだとか。ただ、なんでも食べるというわけではなく、刺し身は一切、口にせず、勧められると「こんなの食べるヤツはクレージーだ!」と怒ったという。

 なお、非常に短気で、怒るとベンチや壁を殴ったり、蹴ったりし、自分がケガをすることもあったパリッシュは、メジャー時代から専用のサンドバック「ラリー人形」を愛用? 日本にも取り寄せ、ベンチ裏でストレス発散していたそうだ。

写真=BBM
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