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2018都市対抗リポート

都市対抗野球の魅力の1つ チア、応援団にも注目!/JABA公式サポ・田中優美の熱視線!

 

7月13日から12日間、東京ドームで行われる第89回都市対抗野球大会。全国12地区の予選を勝ち抜いた32チームが出場する栄光の「黒獅子旗」をかけた社会人野球の祭典です。週刊ベースボールONLINEでは、都市対抗野球大会にまつわるさまざまな情報や知られざる秘話を『JABA公式サポーター』が日替わりで発信していきます。本日は田中優美さんです。

選手と同じ気持ちで戦う


大阪ガス応援団とチアの皆さん


 熱のこもった応援は都市対抗野球の魅力の1つです。そこで、今回は出場しているチームの応援団とチアの方にお話をうかがいました。

 まず大阪ガスの応援団の監督・富田さんとリーダー長・宮本さんです。

 今大会前、6月18日に大阪の中心部で初めて震度6弱を観測した地震の影響で復旧作業に追われたそうで、選手は10日間ほど、応援団の皆さんは2週間ほど練習ができなかったようで、「今も対応で忙しいけど、それでも会社の人たちは応援団を送り出してくれています。その分、僕らの応援や野球部の力で大阪を元気にできたらうれしいです」と話してくださいました。

 練習のできない2週間ほどは野球部と応援団が一緒となり、ガスボンベやお弁当を配るボランティア活動もしてきたそうです。

セガサミー応援団の新田さん(左)、本間さん


 次にお話をうかがったのはセガサミー応援団の新田さんと本間さんです。

 本間さんは別の会社でチアをやっていたという実力者。一方、新田さんは入社後、上司からの推薦で応援を始めたそうです。ほかの企業の応援団の方も、新田さんのように入社後に応援団やチアを始めた方がとても多いようです。

 応援団は会社の中では別々の部署で働いているので、普段の練習ができるのは週1回で2〜3時間だそう。「その練習も全員が集まることはほとんどありません。完全に全員がそろうのはリハーサルと本番くらいなので、少ない時間で合わせるのが大変です」と苦労も教えてくださいました。

 今回、お話をうかがった大阪ガスとセガサミーはどちらも8強まで進んでいます。応援団・チアの皆さんも、常に選手と同じ気持ちで戦っていますのでぜひ注目してくださいね。

公式サポーター日本野球連盟YouTubeチャンネル

PROFILE

左から成田沙耶加さん、豊島わかなさん、田中優美さん/写真=BBM


なりた・さやか●1990年7月30日生まれ。山梨県出身。ニックネームは「さやくま」。野球観戦歴は家族の影響で幼少時から。趣味は料理とスポーツ観戦、特技は健康食作り。

とよしま・わかな●1986年12月14日生まれ。愛知県出身。ニックネームは「豊ちゃん」。野球観戦歴は小学生のころから。趣味はラーメン屋巡り、特技は猫の爪切り。

たなか・ゆみ●1992年5月21日生まれ。神奈川県出身。ニックネームは「ゆーみん」。野球観戦歴は高校1年生のころから。趣味は動物とたわむれる、特技は脚が柔らかいこと。
週刊ベースボール編集部

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