新指揮官&イベントへの期待感
千葉ロッテマリーンズは7月22日の
オリックス戦(ZOZOマリン)で、今季の観客動員が46試合目にして100万人を突破した。2007年の46試合目と並んで球団史上最速タイの記録となる。
昨季は球団ワーストの87敗を喫して最下位に終わったが、今季は
井口資仁新監督への期待感もあり開幕から順調に観客を動員。さらに同日時点で3位につけるなど、チームの躍進も観客動員を後押ししている。
また、マリンフェスタ、ALL for CHIBAデー、スーパーレディースデーなど恒例となっているイベントに加え、今季は新たに「MAKUHARI SUMMER STADIUM」を実施。さらには昨季から登場したシュールでキモカワな球団マスコットの「謎の魚」が第5形態まで進化……したことがどこまで貢献したかは定かではないが、さまざまな施策がかみ合っていることは間違いない。
前半戦終了時点の入場者数では、前年比+14.6パーセントと12球団トップの伸び率を記録したロッテ。クライマックスシリーズ進出はもちろん、リーグ優勝も視野に入る後半戦、どこまで観客動員を伸ばしていくことができるだろうか。
[ロッテの過去8年の100万人突破]
2010年47試合目
2011年54試合目
2012年58試合目
2013年57試合目
2014年59試合目
2015年56試合目
2016年47試合目
2017年51試合目
山室晋也球団社長コメント
「今年は例年以上のファンの皆さまの熱気を感じています。ファンの皆さまの後押しを選手たちも強く感じ、頑張ることが出来ています。これからはリーグ優勝を目指し、さらなる盛り上がりをファンの皆さまにご提供し、さらに多くの方に足を運んで応援していただけるように日々、努力をしてまいりますので応援の程、どうぞ宜しくお願いします」
写真=内田孝治