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セ・リーグ6球団タイトル争い事情は?

 

シーズンは後半戦に突入していくが優勝争い、CS争いとともに注目されるのがタイトル争いだ。打率、本塁打、打点、最多勝、防御率……セ・リーグ6球団のタイトル争い事情を見ていこう。(記録は7月29日現在)。

広島カープ



 ここまで投手では、大瀬良大地が最多勝争いでトップ、防御率、勝率でも上位につけ、逆転の可能性がある。勝率ではジョンソンがトップ、この後、いかに負けずにいけるか。リリーフでは中崎翔太がセーブのトップで初タイトル有力。ジャクソンはホールドで現状トップタイだが、現在ファーム落ちしておりやや苦しい。野手では丸佳浩の最高出塁率が有力。打率も上位につける。會澤翼が規定打席に達すれば首位打者の可能性もある。

東京ヤクルトスワローズ



 ヤクルトで最も熱いタイトル争いといえば、本塁打部門だ。7月27日の阪神戦(神宮)では、バレンティンが2回に24号先制ソロ本塁打を放ち、セの本塁打王争いで単独トップに立つ。すると8回には山田哲人が8回に24号ソロを放ち、すぐさま並んだ。これでチームは7連勝で借金を完済。この期間中、バレンティンは3本塁打、8打点、山田哲は6本塁打、10打点と大当たりだった。夏場に入り絶好調な「バレ・ヤマ砲」が、ヤクルトの上位進出をけん引している。

読売ジャイアンツ



 打撃部門では坂本勇人が.328の高打率で2度目の首位打者をうかがうが、7月16日の阪神戦(甲子園)で右ワキ腹の肉離れを発症し、離脱中。復帰までに1カ月を要すると見られ、焦点は規定打席(443)に。現状、376の坂本勇にはあと67打席が必要となり、約20試合程度でクリアが見込めるが、ケガの状態次第か。投手部門では主要タイトル常連のエース・菅野智之だ。防御率(2.71)が3位、勝利数(9)が4位、奪三振(122)が1位と、残り2カ月、順当なら9〜10試合程度の登板が見込まれ、初の投手三冠も夢ではない。

横浜DeNAベイスターズ



 昨年の首位打者、宮崎敏郎は今年もコンスタントに安打を重ねて、打率.313でリーグ5位。苦手な夏場をうまく乗り切れば、2年連続のリーディングヒッターの可能性は十分にある。本塁打王争いでは筒香嘉智が24本塁打でトップをいく山田哲人とバレンティンのヤクルトの2人を2本差で追いかける。2年ぶりのタイトルへ、こちらも射程圏内だ。そして、クローザーの山崎康晃は21セーブで2位タイ。新人王以来となるタイトル獲得に、“ハマの小さな大魔神”はどん欲な姿勢を見せている。

阪神タイガース


阪神・ドリス


 昨季のセーブ王のドリスは現在、DeNAの山崎康晃とともに21セーブで2位タイにつけている。阪神が借金生活を続け38勝しか挙げられていない中で、やはりこの男にかかる負担は多い。ただ、昨季ほどの安定感はなくすでに3敗を喫し失点15は少し多い。さらに体調不良で二軍降格になるなど不安定な部分もある。2年連続でのセーブ王を獲得するためには、後半戦の与えられたマウンドで失敗しないことが条件になってくる。

中日ドラゴンズ



 意外にも投打でトップを走っているのが中日だ。プロ13年目の平田良介は、打率.333は首位打者。開幕前に体をしぼり、約8キロの減量に成功したことで、キレが増した。昨シーズンに故障した右ヒザへの負担軽減にもなっている。投では今季新加入のガルシアが防御率1位。四死球57と制球は荒れるものの、要所を抑えてチームでは3年ぶりの2ケタ勝利(10勝)を挙げており、最多勝争いにも絡む。ただし、チームは下位に低迷中。投打に孤軍奮闘では上位浮上は望めない。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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