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編集部員コラム「Every Day BASEBALL」

ヤクルト・山田哲人が前人未到の大記録に接近中

 

自身3度目のトリプルスリーは目前



 山田哲人のバットが好調だ。8月28日の阪神戦(甲子園)では、初回に一死一塁の場面で左中間に先制の適時二塁打を放った。結果的にこれが決勝点となり、ヤクルトは「スミ1」で勝利。山田哲はこの殊勲打について「初回だったので、つなぐ意識でコンパクトに打てました」と振り返った。

 暑い夏に突入し、さらに加速した感がある。8月28日現在で109試合に出場し、130安打、30本塁打、77打点、29盗塁、打率.319。7月の月間打率.425と驚異の数字をたたき出し、7本塁打と大暴れ。8月は同打率.342、6本塁打と好調を維持。7月に8盗塁、8月の5盗塁と、塁に出ても大暴れを見せている。


自身3度目のトリプルスリー達成へ向けては、本塁打はすでにクリアし、盗塁はあと「1」。変動のある打率が最後の関門となるが、この調子でいけば十分に可能な数字だ。こうなるとさらに上の「フォーティー・フォーティー」、40本塁打、40盗塁の期待が高まりそうだが、本人は「無理(笑)。体がもたない」とそっけない。それでも順調に数字を積み上げていけば、見る者の欲求はふくらんでいくだろう。

 昨季96敗に沈んだチームが、今季は終盤に突入しても勝率5割近くをキープし、CS進出争いを演じている。「勝つためにプレーするのが一番」と語る山田哲のモチベーションは高い。チームの順位とともに、個人記録からも目を離せない。

文=富田 庸 写真=BBM

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