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セ・リーグ6球団 今季最も期待を裏切った選手は?

 

今季もほぼ全日程が終了したが各チーム、誤算も多々出た。その中で、開幕前に大きな期待を受けながら、実力を発揮できなかった選手は誰か。セ・リーグ6球団の当てが外れた選手を見ていこう。

読売ジャイアンツ



 加入5年目の23歳の若武者とはいえ、昨季まで2年連続2ケタ勝利(2016年=10勝、17年=13勝)を挙げていた左腕だからこそ、田口麗斗のパフォーマンスには失望した。菅野智之とともに、カージナルスに移籍したM.マイコラス(昨季14勝)の抜けた分まで先発投手陣を引っ張っていくことが期待されたが、16試合で2勝8敗は予想もしなかった成績。7月5日から約2カ月は走り込み中心の二軍生活。8月30日の復帰後も2連敗と好転しない。ただし、2年連続2ケタ勝利はまぐれでは勝てない。完全復活を待ちたい。

広島カープ



 優勝した広島にあって今季誤算だったのは、昨年15勝し、チームの勝ち頭となった薮田和樹だろう。当然、先発ローテを期待されたが、今季は制球が安定せず、5月31日の西武戦(マツダ広島)で1イニング10失点するなど不調にあえぎ、シーズンの大半をファームで過ごした。一軍では2勝(1敗)で防御率5.74。二軍では7勝0敗、防御率2.55も、走者を出しながらも抑えることが多く、信頼回復には至らず。来季こそ巻き返しを。

阪神タイガース



 2016、17年と韓国リーグにて2年連続で3割、30本塁打、100打点を記録し、四番候補として今季来日したロサリオ。春季キャンプでは豪快な打撃で大きな期待を掛けられ、金本知憲監督も優勝のカギは「四番・ロサリオの出来次第」と開幕前に話していた。だが、開幕すると研究し尽くされ、まったく打てなくなった。それでも金本監督は我慢し起用を続けたが……。75試合に出場し、打率.242、8本塁打、40打点で8月後半に二軍降格。それ以降は昇格なし。チームもAクラス入りが消滅し、金本監督の言葉どおりの流れになった。

中日ドラゴンズ



「最も期待外れ」と聞いて、ファンは誰を思い浮かべるのだろうか。まず大野雄大。6試合に先発する機会をもらっておきながら白星ゼロ。制球に安定感を欠いて、シーズンの大半を二軍で過ごした昨季5勝の鈴木翔太、開幕先発ローテーションに入りながら、昨季同様に広背筋を痛めて離脱した柳裕也に加え、田島慎二も、クローザーとしての役割をまっとうできず。今季、日本ハムよりFA移籍してきた大野奨太も、62試合の出場止まり。昨季新人王となった京田陽太も“逆首位打者”を争っている。お題の答え。それは「数え上げたらキリがない」だろう。

東京ヤクルトスワローズ



 2015年にロッテからFA移籍して以来、4シーズンでわずか6勝。今季に至っては一軍登板ゼロに終わった成瀬善久。球団の期待を裏切り続け、10月2日に戦力外通告を受けてしまった。「やっぱりまだやり切った感じがない。もうちょっともがく」と成瀬。過去の実績は十分だが、ここ数年は成績がさっぱりの左腕に、手を挙げる球団は現れるだろうか。

横浜DeNAベイスターズ



 開幕前は優勝候補にも名前を挙げられていたDeNAが失速した要因の一つには、先発投手が思うように勝ち星を挙げられなかったことが大きい。昨季は今永昇太、ウィーランド濱口遥大で計31勝をマークしたが、今季は3人合わせて12勝にとどまっている。なかでもエース候補として期待を集めた今永は左肩違和感で出遅れ、一軍に合流してからも本来の姿を見失ってしまう。序盤に打ち込まれる試合が続き、シーズン終盤は中継ぎに配置転回された。今オフに時間をかけて本来の投球を取り戻したい。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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