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パ・リーグ6球団が出場した直近の日本シリーズは?

 

現在、広島ソフトバンクの間で日本一を懸けた戦いが行われている。すべての球団が目指す日本シリーズという大舞台。ここではパ・リーグ6球団が直近で出場した日本シリーズを見ていこう。

埼玉西武ライオンズ


第7戦の8回、内野ゴロで同点のホームを踏んだ片岡


【2008年 対巨人4勝3敗】

 今季、リーグ優勝しながらCSファイナルステージでソフトバンクに敗れて日本シリーズに進めなかった西武。最後の日本シリーズは前回優勝時の2008年だ。巨人との頂上決戦、語り継がれるのは3勝3敗で迎えた第7戦だろう。西武が1点を追いかける8回表、死球で出塁した先頭の片岡易之(現・治大)が盗塁を決め、栗山巧の送りバントで三進。続く中島裕之(現・宏之)のボテボテの三ゴロで三走・片岡がギャンブルスタート。鮮やかな“足攻”同点に追いつく。さらにこの回、平尾博嗣のタイムリー勝ち越し、日本一に輝いた。MVPは岸孝之。第4戦に先発して完封勝利。さらに第6戦、4回途中から中2日でリリーフ登板し、5回2/3を無失点と獅子奮迅の働きだった。

福岡ソフトバンクホークス


第6戦で3イニングの熱投を見せたサファテ


【2017年 対DeNA4勝2敗】

 2017年、DeNAとの日本シリーズは開幕から3連勝し日本一に王手をかけながら、その後2連敗。再び福岡に戻り、仕切り直して迎えた第6戦は白熱した試合となった。打線はDeNA先発・今永昇太をまったく打ち崩せず、2対3で9回へ。ここから2人の男がチームを押し上げる。まずは守護神・D.サファテが1点ビハインドながらマウンドに上がり3人でピシャリ。するとその裏、一死から内川聖一が値千金の同点弾を放った。さらに勝利へのボルテージを高めたのはサファテの投球だ。10回に続き、11回もマウンドへ。自身最長となる3イニングを投げ終えると、雄叫びをあげ、スタンドの観客へ盛り上がりをあおった。「今日、決める!」。チーム・ファン一丸の思いは最後、川島慶三のパワーとなり、サヨナラで2年ぶりの日本一を手にした。

北海道日本ハムファイターズ


広島を4勝2敗で下して日本一となった日本ハム


【2016年 対広島4勝2敗】

 広島との対決となった2016年の日本シリーズ。敵地での初戦のマウンドはエース・大谷翔平が上がったが、カープ打線につかまって1対5で敗北。続く第2戦も落として2連敗で地元の札幌ドームへ。ここから日本ハムの逆襲が始まる──。第3戦は大谷のサヨナラ安打、第4戦は盤石の継投で連勝、さらに第5戦は1対1の同点の場面で迎えた9回裏に西川遥輝の劇的なグランドスラムで一気に王手をかける。ふたたびマツダ広島に戻ったチームの勢いは止まらず、10対4で大勝。4勝2敗で10年ぶりの頂点に立った。MVPには3本塁打(7打点)のレアードが輝き、日本ハムの4勝すべてが逆転勝利での日本一奪回となった。

オリックス・バファローズ


巨人を倒して日本一となり胴上げされる仰木監督


【1996年 対巨人4勝1敗】

 12球団で最もリーグ優勝から遠ざかるとあって、最後の日本シリーズ進出は22年前の1996年だ。とはいえ、同年は2年連続の進出で、前年に果たせなかった日本一を勝ち取った。長嶋茂雄監督率いる巨人を相手に、初戦から3連勝を飾るなど4勝1敗。最後は地元・グリーンスタジアム神戸で仰木彬監督が宙を舞った。前年1月に発生した阪神淡路大震災の中「がんばろうKOBE」を掲げてリーグ連覇、そして日本一とナイン被災者に光りを与えた。

千葉ロッテマリーンズ


2010年は下克上で日本一に輝いたロッテ


【2010年 対中日4勝2敗1分け】

 2010年、「史上最大の下克上」を合言葉に、史上初めてリーグ3位からCSを勝ち上がって日本シリーズに進出すると、中日を4勝2敗1分けで退け、5年ぶり4度目の日本一を達成した。2勝1敗で迎えた第4戦を延長11回の末に落としてタイに持ち込まれたが、第5戦を制して王手をかける。ナゴヤドームでの第6戦は延長15回を戦って規定により2対2の引き分けに終わると、続く第7戦も延長に突入。迎えた12回表、二死二塁から岡田幸文浅尾拓也のストレートをとらえて決勝の適時三塁打。長い長いシリーズを制した。

東北楽天ゴールデンイーグルス


2013年、初の日本一に輝いた楽天


【2013年 対巨人4勝3敗】

 創設9年目にして初めて出場した2013年の日本シリーズは球団史に刻まれるものとなった。初戦はルーキー・則本昂大が先発するも0対2と巨人に惜敗。それでも2戦目には絶対的エースである田中将大が登場し、星を五分に戻した。このシリーズでラッキーボーイ的存在となったのは、美馬学。第3戦で日本シリーズ初先発すると6回途中無失点で勝利投手に。3勝3敗で迎えた第7戦でも6回無失点で2勝目。最後は田中将大が締め、4勝3敗で初めて日本一に輝いた。美馬はMVPを獲得している。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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