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ベストナインに8人!球史の中でも最強だった1992年の西武

 

1992年、日本シリーズでヤクルトを破り西武は3連覇を達成した


 今季、10年ぶりのリーグ優勝を果たした西武からベストナインは12球団最多の6人が選ばれた。投手・菊池雄星、捕手・森友哉、一塁手・山川穂高、二塁手・浅村栄斗、遊撃手・源田壮亮、外野手・秋山翔吾。誰もが開幕から首位の座を譲ることなくゴールテープを切ったチームの牽引車で、納得の人選だろう。

 秋山は「選んでいただき非常にうれしいです。また、チームが優勝したなかでライオンズからこれだけたくさんの選手が選ばれたこともうれしいです。これからもチーム内で切磋琢磨し、たくさんの選手が選ばれるよう、また自分も負けないように来シーズン以降も頑張っていきます」と受賞の喜びを語っている。

 ただ、過去に目を向ければ1チームからもっと選手が選ばれているシーズンもある。例えば1992年の西武がそうだ。森祇晶監督が率いるチームはリーグ3連覇を遂げたが、チーム打率.278、658得点、159本塁打、116盗塁、防御率3.52など各部門が軒並みリーグトップ。まさに黄金期で投打のバランスが整っていた。

 この年のベストナインは以下だ。

 投手=石井丈裕(西武)
 15勝3敗3セーブ、防御率1.94

 捕手=伊東勤(西武)
 打率.263、4本塁打、49打点

 一塁手=清原和博(西武)
 打率.289、36本塁打、96打点

 二塁手=辻発彦(西武)
 打率.285、6本塁打、48打点

 三塁手=石毛宏典(西武)
 打率.297、8本塁打、52打点

 遊撃手=田辺徳雄(西武)
 打率.302、13本塁打、63打点

 外野手=秋山幸二(西武)
 打率.296、31本塁打、89打点

 外野手=佐々木誠(ダイエー)
 打率.322、21本塁打、54打点

 外野手=高橋智オリックス
 打率.297、29本塁打、78打点

 指名打者=デストラーデ(西武)
 打率.266、41本塁打、87打点

 西武からは8人も選出されているが、さらに同年、ゴールデン・グラブ賞も西武から8人選ばれているから、すごい。92年は日本シリーズでも野村克也監督率いるヤクルトを破り、3連覇を達成。球史の中で最強の1つに数えられるチームであったことは間違いないだろう。

文=小林光男 写真=BBM

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