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【巨人補強事情】大型補強でストーブリーグの主役に

 

オフは次のシーズンに向けて戦力整備をする重要な期間となる。ドラフト、FA、トレード、新外国人など方法をさまざまだが各球団、補強をどのような形で進めているのか。原辰徳新監督を迎え、次々に新戦力を獲得する巨人を見てみよう。

入団会見で笑顔を見せる原辰徳監督と丸佳浩


 5年ぶりのV奪回に向けて、剛腕全開でストーブリーグの主役となっている。

 11月21日にパドレスから今季メジャー20発のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手との契約にこぎつけると、間髪入れずにオリックスを自由契約となっていた中島宏之内野手の獲得で、2人セットで一塁、三塁、左翼(ビヤヌエバ)と右の代打の補強に成功。続けて西武からFAの炭谷銀仁朗捕手を獲得して小林誠司の対抗馬にあてるなど、チーム内競争をあおることも忘れない。そして今オフFAの最大の目玉であった広島・丸佳浩外野手の加入だ。2年連続MVPの獲得で、打線強化は十分に叶うだろう。

 楽天入り濃厚と見られていた岩隈久志投手(マリナーズFA)の獲得は驚きだが、先発も補強ポイントであったことは間違いない。昨年9月に右肩クリーニング手術を受けており、今季はメジャーでの登板はないものの、復活は十分に可能との判断。日米通算170勝の経験は貴重だ。

 炭谷、丸獲得による人的補償での戦力流失は覚悟しなければいけないが、数年先ではなく、2019年に勝つための補強を推し進めている。まだまだ続きそうな気配も……。


【主な新加入選手】
[投手]
岩隈久志(マリナーズ)
高橋優貴(八戸学院大※ドラフト1位)

山下亜文(ソフトバンク)

[捕手]
炭谷銀仁朗(西武)

[内野手]
C.ビヤヌエバ(パドレス)
中島宏之(オリックス)

[外野手]
丸 佳浩(広島)
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