早くも約3カ月後に2019年のペナントレースが始まる。各球団、補強もほぼ完了したが、頂点に立つ陣容をそろえることができたか。各球団の優勝へのシナリオは――。 左腕カルテットが先発でどれだけ貯金をつくれるかがDeNA躍進のキーポイントだ。2018年は、期待を寄せられた
石田健大、今永昇太、
濱口遥大の左腕3人で計11勝23敗と負け越したのが最大の誤算だった。2ケタ勝つ力のある彼らが本来の力を取り戻したうえで、さらに新人王の
東克樹がルーキーイヤー(11勝5敗)を上回る数字を残せば、優勝争いに加わることが十分に可能だ。
投手陣がしっかりと試合をつくれば、それに応えるだけの打撃陣がそろっている。ソト、
筒香嘉智、ロペス、
宮崎敏郎の主軸は、リーグ屈指の破壊力。投打が噛み合えば、頂点も見えてくる。
写真=BBM