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【パ・リーグ】キャンプ最注目の若手選手はだれ?

 


2月1日からいよいよキャンプが始まる。キャンプ期間中、期待されるのはやはり若い力の台頭だろう。それがチーム力アップにつながるからだ。パ・リーグ各球団、キャンプで最も注目される若手選手は――。

千葉ロッテマリーンズ



 2年目を迎え、鈴木大地や新加入のレアードがいる三塁の座を狙う安田尚憲にも注目だが、やはり高卒ドラ1の藤原恭大だろう。将来のトリプルスリー達成を目標とする攻守走の三拍子そろった黄金ルーキーへの注目度は増すばかり。新人合同自主トレがスタートすると、周囲の喧騒はさらに熱を増したが、ここで思わぬアクシデントに見舞われた。インフルエンザによる一時離脱。復帰時には「プロとしての自覚が必要だと感じた」と反省しきりだったが、「出遅れた分、ここから取り戻したい」とすぐに前を向いた。春季キャンプ初日に予定されている紅白戦への出場が叶えば、それがいわゆるプロとしての“デビュー”となる。激烈な外野のレギュラー争いにいきなり割って入ることができるのか。黄金ルーキーの“現段階での”真価が問われることになる。

北海道日本ハムファイターズ



 逆襲を誓う清宮幸太郎が2年連続でアリゾナキャンプ行きのキップをつかんだ。昨年は右手親指の骨挫傷の影響で現地でも打撃練習ができず、約2週間の滞在中はほとんどフィジカルトレーニングと守備練習に費やした。それだけに今年は初日からエンジン全開といきたいところだったが、自主トレ中に右手首の炎症を訴えた。幸い大事には至らず、すでに強度を上げた打撃練習も再開させて準備を進めている。そんな男が2019年に掲げたテーマは「主役」。「今シーズンが終わったときに、主役は清宮だったよねと言われるぐらいの活躍をしたい」とレギュラー奪取は最低目標として2年目の飛躍を誓う。アリゾナの空の下、キャンプ初日から持ち前の豪快な打撃を披露する清宮の姿を今年こそ見たい。

福岡ソフトバンクホークス



 頭数、戦力ともに十分ながら、ここ数年は相次ぐ故障で1年間ローテを守り切る選手がいない先発陣。2年目の高橋礼は「1年間投げ抜くこと」を目標に、今オフ取り組んできた成果を春季キャンプで見せる。1月の自主トレでは、日米野球でチームメートとなった専大松戸高の先輩・日本ハムの上沢直之に弟子入りし、さまざまなことを学んだ。中でも印象的だったのは、「いつも同じフォームで投げられるわけではないから、調子に合わせたいろんなパターンのフォームで投げられたほうがいい、と教えてもらった」。先発ローテを回る上で必要な柔軟性だ。投げ込みが増える春季キャンプでこの対応力を身に着け、自分の調子をコントロールできるようになれば、先発ローテ定着は間違いない。

埼玉西武ライオンズ



 昨年、チーム防御率がリーグ最低に終わった西武。その投手陣から14勝を挙げ、貯金10を稼いだ菊池雄星が抜けた。連覇を果たすためには先発投手に新戦力が台頭してくることが必須となるが、開幕先発ローテーション入りの期待が高まるのがドラフト1位右腕の松本航だ。MAX155キロを誇るが、セールスポイントは「質の良いストレートを投げる」ことだという。制球力も抜群で、試合を作る能力に長けていると前評判は高い。果たして、キャンプでどのようなピッチングを見せてくれるのか。今から非常に楽しみだ。

オリックス・バファローズ



 昨春に続き、今春キャンプも一軍スタートが決まった。190センチの長身から角度のある直球と、落差の大きなカーブが武器の山崎颯一郎。昨春キャンプは一軍帯同も右足首を痛めて離脱して、シーズンでも一軍登板なしに終わったが、ファームでは20試合登板で規定投球回に到達、5勝(7敗)を挙げた。10月末からコロンビアで開催されたウインター・リーグでは自責0で最優秀防御率を受賞するなど、着実に成長している。今オフに金子弌大西勇輝が移籍し、先発ローテは不透明。同じ21歳の山本由伸榊原翼と若手投手がひしめき合う中で、チャンスをモノにできるか。まずは一軍デビューを目指し、今春キャンプでアピールする。

東北楽天ゴールデンイーグルス



 プロ3年目にして、胸を張って一軍キャンプへ乗り込む。2017年ドラフト10位で入団した、先発ローテーション入りを狙うダークホース的存在が西口直人だ。2年目の昨季は飛躍のシーズンとなった。二軍で7試合に登板して4勝1敗、防御率1.80の好成績。9月30日のオリックス戦(楽天生命パーク)でプロ初登板初先発を果たすと、8回二死まで無失点の快投。しかし同点2ランを浴びて降板となり、惜しくも白星はつかめなかった。それでも真っすぐのキレは高い評価を集めている。則本昂大ほどのダイナミックさはないが、岸孝之のようなしなやかさを持つ将来性十分の右腕。まずは自身初の開幕一軍、そして先発ローテ入りを狙っていく。

写真=BBM

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週刊ベースボール編集部

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