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球界デキゴトロジー

阪神が43年ぶりのオープン戦開幕6連勝(2003年3月9日)

 

2003年、キャンプでの阪神星野仙一監督


 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2003年3月9日だ。

 トラが快調に走った。阪神はこの日の西武戦(甲子園)に5対3で勝利を収め、オープン戦開幕6連勝をマーク。これは1960年以来、実に43年ぶりの快挙となった。当時のオープン戦の勝利投手には小山正明村山実らの名がある。オープン戦とはいえ、これはタイガースの歴史をつくる6連勝と言っていいだろう。

 先発の下柳剛は4回無失点だったが、ここまでの6試合、すべて3失点以下で完封勝ちも2試合と投手陣が好調。さらに打線もしっかりと投手陣を援護している。8日のダイエー戦(福岡ドーム)では新人・新垣渚に5回をゼロ封(9三振)される苦しい戦いとなったが、終盤に大爆発して終わってみれば12対3の大勝だった。

「これからも勝ちにいくだけ」とは星野仙一監督。就任1年目の02年は、滑り出しは快調も最終的に4位だっただけに、オープン戦から勝ちグセをつけることに必死だった。

写真=BBM
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