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2019パ・リーグ順位予想【週刊ベースボール編集部員】

 

3月30日、いよいよ2019年のプロ野球が開幕する。ここでは週刊ベースボール編集部員のパ・リーグ順位予想をお届けする。

栗山監督率いる日本ハムの評価も高い


西武担当の順位予想


1位 日本ハム
2位 ソフトバンク
3位 ロッテ
4位 西武
5位 オリックス
6位 楽天

「今季は日本ハム、ソフトバンクの2強と予想する。日本ハムは金子弌大が復活の気配を見せているのが大きい。走力に勝る打線も得点能力が高く、さらに清宮幸太郎が一軍復帰すればそれが大きな起爆剤となる。投打に層の厚いソフトバンクと最後まで優勝争いを繰り広げそうだ。ロッテ、西武、オリックス、楽天はそれぞれ一長一短がある。この4球団がクライマックスシリーズ進出圏内の3位をめぐって激しいバトルを展開していくのではないか」

ソフトバンク担当の順位予想


1位 ソフトバンク
2位 日本ハム
3位 オリックス
4位 西武
5位 楽天
6位 ロッテ

「覇権奪回へ、チームは一丸。ケガ人も出ているが、ソフトバンクにはそれを補うだけの戦力がある。千賀滉大東浜巨ら先発陣が安定すればリリーフ陣への負担も減るはず。ルーキーの甲斐野央奥村政稔、支配下返り咲きを果たした川原弘之といった新戦力も楽しみ。開幕『奪Sh!(ダッシュ)』で他を引き離し、ゆっくり中村晃の復帰を待ちたい。金子弌大や王柏融など投打に的確な補強をした日本ハムが2位。3、4位は迷いどころだが、オープン戦で投打にバランスの取れた戦いぶりは見せたオリックスは、実は怖い存在かも。西武にとって浅村栄斗菊池雄星の穴はそう簡単に埋められないだろう。楽天は則本昂大不在が響きそうで、ロッテは本拠地でなかなか勝てないというのが厳しい」

日本ハム担当の順位予想


1位 ソフトバンク
2位 日本ハム
3位 ロッテ
4位 西武
5位 楽天
6位 オリックス

「投打の総合力でやはりソフトバンクが頭ひとつ抜けているか。千賀滉大、東浜巨、ミランダの先発陣に加え、ブルペンも加治屋蓮モイネロ森唯斗と充実。サファテの調整遅れのダメージは感じない。打線も開幕に間に合わない中村晃の穴はグラシアルが埋め、柳田悠岐クラスのケガ人が出ない限りはその座は揺るがない。対抗馬は若手の台頭に加え、新戦力が多く加わった日本ハム。特に金子弌大の獲得は大きく、上沢直之有原航平らで形成する先発陣に厚みをもたらした。打線も台湾の“大王”こと王柏融が入り、どこからでも得点が奪える打線が完成。栗山英樹監督の巧みなタクトも注目であり、大型連勝などで勢いに乗れれば3年ぶりVの可能性も十分にある。ほかにダークホースになりそうなのがロッテ。昨シーズン苦しんだ石川歩涌井秀章に復調の兆しが見られ、バルガスレアードが加わった新打線も破壊力十分。投手陣の弱さが否めない西武、楽天、オリックスはBクラスと予想する」

オリックス担当の順位予想


1位 日本ハム
2位 ソフトバンク
3位 西武
4位 オリックス
5位 ロッテ
6位 楽天

「金子弌大の加入で先発陣に厚みが増し、王柏融の獲得で打線も強力になった日本ハムが抜け出しそう。ソフトバンクは豊富な戦力は申し分ないが、故障者や主力の高年齢化が不安材料。相次いで主力が抜けた西武は、昨年同様に打線が強力も“先発の柱”がいない今季は苦戦するはず。若手が台頭するオリックスは、勢いに乗れば上位の可能性もあるが、経験不足がどう出るか。勢いのある若手が多いロッテも同様だ。楽天はエース・則本昂大の離脱が大きい。イニングを稼げる右腕が離脱したことで、救援陣にも影響が出るだろう。登板過多になれば、ほかの勝ち試合を落とす可能性も高くなる」

ロッテ担当の順位予想


1位 楽天
2位 ソフトバンク
3位 日本ハム
4位 西武
5位 ロッテ
6位 オリックス

「充実補強の楽天はもともと伸びしろ十分の勢いのある若手がそろう。ブラッシュがオープン戦どおりの働きを見せれば、攻撃陣の爆発力は格段にアップする。則本昂大離脱の穴があってもなお、台風の目になるポテンシャルがあると見る。抜群の選手層を誇るソフトバンクだが、サファテが出遅れるリリーフ陣には死角あり。先発陣の働き次第では日本ハムも優勝争いに絡むだろう。菊池雄星(マリナーズ)、浅村栄斗(楽天)と投打の主役が抜けた西武はやはり苦しい。ロッテは若手が台頭するまでにまだ少し時間が掛かりそう。オリックスは種まきのシーズンだろう」

楽天担当の順位予想


1位 ソフトバンク
2位 日本ハム
3位 西武
4位 オリックス
5位 楽天
6位 ロッテ

「ソフトバンクは毎年ケガ人をカバーする若手が出ているので、今年もニュースターが出てくるはず。間違いなく優勝争いには絡んでくると思われる。日本ハムは金子弌大、王柏融と投打で補強に成功。彼らの活躍次第では優勝も十分にあると予想。西武は昨季からの課題であるリリーフ陣の整備がいまだできていないのが不安材料。その不安が解消されなければBクラスもあり得る。台風の目となりそうなのがオリックス。山岡泰輔山本由伸の活躍次第ではAクラスも見えてくる。楽天は則本昂大の離脱は大きいが、浅村栄斗、ブラッシュの加入で打線が整いつつあり、前半戦を耐えればAクラス争いはできるだろう。ロッテは伸び盛りの若手が実力発揮となるのはもう少し時間が必要か」

写真=BBM
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