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プロ野球平成年代、投手登板数トップ10は?

 

岩瀬が史上初の1000試合登板



 1989年から2018年の平成年代で99年、中日に入団した岩瀬仁紀は通算1002登板の金字塔を打ち立てた。入団してから15年連続50試合以上に登板。2年目の10月8日の広島戦(広島市民)で先発登板したが、後はすべてリリーフ。3年目からの879試合連続リリーフ登板も記録だ。2位の五十嵐亮太は777試合すべてリリーフでのもの。これは初登板からの連続リリーフ登板の記録でもある。

 昭和時代にもセーブのタイトル(最優秀救援)はあり、各チームに守護神は存在したが、完全に分業制となったのは平成に入ってからで、通算登板の上位にはリリーフ専業の投手が多い。そんな中、先発、リリーフともに200試合以上に登板した投手もいる。6位の下柳剛と12位の佐々岡真司だ。下柳は先発258、リリーフ369、佐々岡は先発303、リリーフ267だ。チーム事情によって先発ローテーションに入ったり、リリーフに回されたりといろいろな役割を果たした。この2人はどんなポジションでも、きっちりと結果を出していた。

【通算登板トップ10】
1位 岩瀬仁紀(中日)1002試合
2位 五十嵐亮太(ヤクルトほか)777試合
3位 藤川球児阪神ほか)710試合
4位 山口鉄也巨人)642試合
5位 宮西尚生日本ハム)629試合
6位 下柳剛(日本ハムほか)627試合
7位 藤田宗一ロッテほか)600試合
8位 高津臣吾(ヤクルト)598試合
9位 前田幸長(巨人ほか)595試合
9位 福原忍(阪神) 595試合

写真=BBM
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