7月6日に高校野球東東京大会の開会式が行われる。果たして、甲子園の切符をつかむのはどのチームか。熱戦の主役となるであろう、注目選手をクローズアップする。 土屋大和(つちや・やまと)
2001.12.1生/175センチ74キロ/右投右打/3年
地元・東京のひとつの宝だ。江戸川区の雷サンダースのエース兼主将として「小学生の甲子園」こと全日本学童大会に出場。同区立上一色中の野球部では3年夏に全中で準優勝、決勝は現・星稜高の奥川−山瀬のバッテリー(石川・宇ノ気中)と対決している。
中学時代からのヒジ痛が高校に入ってからも続いたが、指揮官から「3年夏をゴールに」と諭され、当人も体づくりと美しいフォームの維持に努めてきた。昨秋から本格的に投げ始めて都大会2回戦で初完封。今春は背番号1を着けて3試合に先発した。
「持ち味は球のキレとコントロール。甲子園で優勝する気持ちで入学してきたので、仲間と必ず達成したい」
待望の3年夏、高校でも一気に全国区となる!
写真=BBM